CAMCO(カムコ)のネルシャツを世界一詳しく解説してみた

(*この記事は、2017年11月6日に更新しています)

アメリカのファッション文化は好きですが、食文化は日本が最高だと思っている、管理人の本杉です。

2017年現在、アメカジファッションを語る上で絶対にはずせないアイテムがいくつかありますが、その中でも特に有名なのがネルシャツです。

今回は、そんな人気アイテムのネルシャツについてお話ししたいと思います。

 

CAMCO(カムコ)のネルシャツとの出会い

僕はこれまで色んなブランドのネルシャツを着てきましたが、未だにCAMCO(カムコ)のネルシャツ以上の逸品を知りません。

CAMCO(カムコ)のネルシャツの素晴らしいところは、高い品質とコストパフォーマンスの良さにあります。

詳細は追って説明しますが、その前にCAMCO(カムコ)というブランドをよく知らない方は、先にこちらの記事をご覧ください。

他人とかぶらない!?知る人ぞ知るアメカジブランドCAMCO(カムコ)

ちなみに管理人は、CAMCO(カムコ)というブランドを全く知らない状態で、このブランドのネルシャツを購入しました。あるお店に置いてあるのを見て一目惚れしたからです。

その辺のエピソードについては、動画でお話ししましたので、こちらをチェックしてください。


 

魅力その1:ダブルフェイスフランネル生地

CAMCO(カムコ)のネルシャツに使用されている丈夫なヘビーウェイトのフランネル生地は、質の良いコットン100%で、ダブルフェイスフランネルという特殊な織り方で仕上げた生地です。

ネルシャツ生地の画像
糸から手配し、丈夫に織り込まれたヘビーウェイトフランネル生地


ダブルフェイスフランネルというのは、60年代~80年代頃のアメリカのヴィンテージネルシャツによく使用された生地の総称です。生地の外側と内側で、柄の方向が異なり、ソフトな肌触りが特徴です。

ダブルフェイス画像
外側と内側で柄の方向が縦横逆になっている。60年代~80年代のヴィンテージネルシャツのディテールを再現


 

魅力その2:クラシックなチェック柄

使用されているチェック柄も、60年代~80年代頃のヴィンテージネルシャツを参考にしています。

その為どこか懐かしく、クラシックかつシンプルで着まわしのきく柄がほとんどです。また、毎年発売される柄が異なる為、リピートするファンが多く存在します。

なお、生産工場でウォッシュ加工が施されている為、通常洗濯、自然乾燥であれば極端な縮みの心配もありません。着込むほどに色が抜けていき、抜群の経年変化を楽しめます。

カムコのネルシャツ
カムコのネルシャツ


 

魅力その3:特徴的なフロントポケット

胸元の両サイドには、ボタン付きのバイヤス(バイアス)ポケットがあります。

このバイヤス(バイアス)というのは、斜めに裁断した生地の事で、特徴として伸縮性があります。物を入れるポケットには最適と言える生地です。

バイヤスポケットの画像
本体(ボディ)に対しポケットの柄が斜めになっているのが特徴的なデザイン


 

魅力その4:バックヨーク

背面の肩付近は、生地が2重になっています。これはヨークという仕様で、肩のフィット感の向上や、バックパックなどを背負った際に、肩への負荷を軽減してくれます。

ヨーク
肩の負荷を軽減してくれるバックヨーク。スッキリとしたストレートなデザインを採用


 

魅力その5:質の高いボタン

ボタンは、割れにくい丈夫なプラスチックボタンを使用しています。この白の皿ボタンのデザインは、BIG MAC(ビッグック)などの往年のアメリカのネルシャツにも使用されています。

もっともシンプルかつ飽きのこないデザインで、どんな柄にも相性が良いです。

皿ボタン
丈夫なプラスチックボタンは洗濯の際など取り扱いも楽です


 

魅力その6:アイコンのブランドラベル

ブランドラベルは、ひと目見るとなぜか覚えてしまう非常に親しみやすいデザインです。

クラシックなアメリカのブランドを見事にイメージさせてくれる完成されたブランドラベルです。

カムコラベルの画像
親しみやすいデザインのブランドラベル


 

魅力その7:ゆったりとしたサイズ感

CAMCO(カムコ)のネルシャツは、あくまでクラシックなサイズ感で着用してほしいというデザイナーの意向により、一般的な日本のメーカーのシャツに比べ、ゆったり目の作りです。

身幅、肩幅、腕周りはゆったり目の作りで動きやすく、着丈は長過ぎず短過ぎずの絶妙な長さです。ぽっこりお腹でも、筋トレしてガッチリ体型の方でも着用できます。

実際にネルシャツを購入した方々のサイズ感レビューをまとめた動画はこちら↓


 

魅力その8:値段がリーズナブル

2017年現在で、8500円(税抜)となっています。

なぜこの値段がリーズナブルと断言できるのかと言うと、生産工場に理由があります。

その工場は、かつてラルフローレンのヴィンテージラインであるRRL(ダブルアールエル)の製品を手がけた工場だからです。

RRLと同品質でこの価格帯は、まずありえません。

 

レディースサイズの展開は?

基本的にメンズウェアとして生産していますが、XSサイズであれば女性も着用可能です◎

近年ではメンズウェアを好んで着るお洒落な女性が増えており、夫婦やカップルで着用される方も多くいます。

 

デメリット

10年以上CAMCO(カムコ)のネルシャツを着てきた僕の意見ですと、縫製がやや雑で、生地に織りムラが目立ちます。

ただ、これはヴィンテージウェアのような独特な風合いを再現する為、特殊な古い織り機やミシンを使用しているのが理由です。

これを味と捉えることができる感性の持ち主であれば、全く気にならないと思いますが、綺麗な縫製の服を好む方ですと、ちょっと気になってしまうと思うので、実物をしっかりと確認したほうが無難です。

 

オススメの着こなしってありますか?

CAMCO(カムコ)に限らず、ネルシャツというのは本来ワークシャツであり、アウトドアシャツでもあります。

あくまでカジュアルウェアなので、好きに着て問題ないですが、こういった経緯を知っておくと、どんなアイテムに合わせると相性が良いかイメージしやすいと思います。

管理人一押しのコーディネートを添付しておきますので、よかったらご参考にしてください。

ポケTアウトドアスタイル
カムコのネルシャツとレッドウイングの赤色にも良く合うクラシックアウトドアスタイル


 

ネルシャツコーデ
ネルシャツにジーンズの王道コーディネート。レッドウイングのハンティングブーツにフェアアイルソックスが相性抜群


 

カムコネルグリーン
グリーン柄のネルシャツに同系色のコンバースを合わせたスタイル。ラウンドハウスのペインターパンツとバンダナをネイビーで統一し、全体的なバランスを考慮しました


 

カムコネルイエロー
イエロー柄のネルシャツにオリーブのミリタリーパンツが相性抜群のコーディネート。ホワイトのバンダナを合わせて爽やかな印象に◎


 

カムコネルブルー
ネルシャツにリーバイス501の王道コーデ。コンバースの80sスキッドグリップを合わせてクラシックなサーフスタイルを演出


動画でも紹介してますので、ご参考にしてみてください↓


 

最後に

いかがでしたでしょうか?CAMCO(カムコ)のネルシャツは、流行に関係なく着れるクラシックなデザイン、丈夫な生地で長く愛用できるオススメの逸品です。

今回の記事を簡潔にまとめた動画もありますので、こちらもチェックしてみてください↓


CAMCO(カムコ)ネルシャツ

 

最後までお読みいただきありがとうございます!この記事があなたのお役に少しでも立てましたらシェアをお願いします(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください