少し花粉症が落ち着いてきました。
どうも、管理人の本杉です。
油断すると、くしゃみ&鼻水が止まらなくなるので警戒は怠りません!
先日、人生で初めてTricker’s(トリッカーズ)のカントリーシューズを購入しました。
これまで自分自身、はたしてこの靴はアメカジに合うのか?という疑念をもっておりました。
実は購入した今でも思っております。
「じゃあなんで購入したの!?」
というツッコミがあるかと思いますが、これには理由があります。
少し前にある方のインスタグラムを拝見した時の事です。
その方は、ヴィンテージのリーバイス501にめちゃくちゃ履きこんだTricker’s(トリッカーズ)のカントリーブーツを合わせたスタイルを掲載していました。
これが、とても格好良かったんです!!
今まで見てきたカントリーブーツのコーディネートというと、細めで寸足らずのパンツに合わせている人がほとんどでした。
その為、昔ながらのアメカジスタイルが好みの管理人にとっては、特に興味をそそる靴ではありませんでした。
ですが今回、自分好みのスタイルを拝見して考え方を改めました。
まあ、実際に買ったのはカントリーブーツではなくオックスフォード(ローカット)のカントリーシューズなんですけどね・・。
前置きが長くなってすみません。
では、Tricker’s(トリッカーズ)の名品、Bourton(バートン)をご紹介していきたいと思います。
英国の名門ブランドが生んだ本格派ハンティングシューズ
カントリーシューズと呼ばれるTricker’s(トリッカーズ)のBourton(バートン)。
そもそもカントリーシューズって何?と思いませんか?
カントリーシューズとは、道が整備されていないカントリーサイド(都会から離れた田舎)を歩く為に作られた靴の事を指します。
現代ではどうか分かりませんが、昔のイギリス貴族はカントリーサイドへ狩りへ行くのを楽しんでいたそうです。
その際、ぬかるみの多い田舎道を普通の革靴で歩くのは不便ですよね?
そこで開発されたのが、水に濡れた道でも安心して歩くことが出来るダイナイトソールを装備したカントリーシューズなんです。
要約すると、田舎へ狩りに行く時に履く靴=カントリーシューズ(ハンティングシューズ)ということになります。
1.雨でも安心なダイナイトソール
濡れた地面でもへっちゃらなダイナイトソール。
詳しく解説していきます。
まず、ダイナイトソールはラバー(ゴム)製のソールです。
ラバーソールはグリップ性が高く磨耗に強いので、主にワークブーツやアウトドアブーツに使用されます。
特にビブラム社のソールが有名ですね。
ただ、通常のラバーソールは硬くて分厚い作りなのでかなりゴツい印象になります。
その点ダイナイトソールはラバーソールの中でも比較的薄い作りになっているので、ドレッシーなデザインの靴に使用されても違和感がありません。
まさに機能性とデザイン性を兼ね備えた万能ソールと言えます。
2.グッドイヤーウェルト製法
Tricker’s(トリッカーズ)はノーサンプトンで現存する最古のグッドイヤーウェルト製法の工場とされており、このカントリーブーツにもグッドイヤーウェルト製法が採用されています。
くっきりと縁取られたウェルト(コバ)部分が特徴的ですね。
グッドイヤーウェルト製法の特徴は、
1.靴の中に水が浸入しにくい
2.インソールとアウトソールの間に緩衝材のコルクをたくさん詰める事ができ、足への負担が少ない
3.履きこむとコルクが沈んでいき自分の足型になる為、快適な履き心地になる
4.オールソール交換が可能
などが挙げられます。
アメリカのブランドですとRED WING(レッドウイング)のアイリッシュセッターがグッドイヤーウェルト製法の靴として有名ですよね。
頑丈な作りのグッドイヤーウェルト製法は、ハンティングシューズに最適だと言えます。
3.美しいブローグシューズ
Tricker’s(トリッカーズ)のBourton(バートン)は、カントリーシューズであり、ハンティングシューズであり、ブローグシューズでもあります。
カントリーシューズとハンティングシューズについてはもうお分かりだと思いますが、ブローグシューズってあまり聞き慣れないのではないでしょうか?
ブローグシューズというのは、アッパーに穴飾りなどの装飾が入った革靴のことを指します。
なにやら大昔のイギリスの労働靴がルーツみたいで、当時はこのアッパーに開けた穴から雨水を排出していたらしいです。(ホンマかいな)
パーフォレーション(一定間隔で開けられた穴)やメダリオン(つま先部分の穴)と呼ばれる穴の装飾は、そのなごりです。
サイズ感は?
一部アメリカ(US)表記の物もあるみたいですが、Tricker’s(トリッカーズ)の靴は基本的にイギリス(UK)表記のサイズ展開です。
管理人はUK8.5(約27cm)のフィッティング5(Eワイズ)を履いております。
他のブランドについては、
・レッドウイングのアイリッシュセッター US9(E)
・ダナーのダナーライト US9(EE)
・ラッセルモカシンのスポーティングクレイチャッカ US9(E)
・コンバースのオールスター US9H(28cm)
・ニューバランスのM1300JP US10(28cm)
・バンズのエラ US10(28cm)
を履いております。
よかったらサイズ選びの参考にしてください◎
まだ履いた事のない方はぜひ試してみてください!
カントリーシューズとはずっと無縁だと思っていた管理人ですが、今回履いてみて改めて思いました。
初めての靴って、履くのがとっても楽しい!!
やっぱり食わず嫌いはいけませんね。
挑戦することで分かる事って、本当にたくさんあります。
成功も失敗もすべて自分の経験値になるのでまた興味のある靴が出てきたら、ぜひチャレンジしてみようと思います!
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