ビールはキリンラガーが好きな、管理人の本杉です。
2杯目からは、どの銘柄飲んでも同じ味に感じますけどね!
ネルシャツ、誰もが一度は言ってみたり、耳にしたことがある名前だと思います。
でも、ネルシャツって、なんとなくチェック柄のシャツっていうイメージくらいで、具体的な定義って案外知らない方が多いと思います。
そして、ネルシャツは正式名称ではなく略称です。
そこで今回は、ネルシャツの意味と正式名称を簡単にご紹介いたします!
正式名称は、フランネルチェックシャツ
ネルシャツの正式名称は、「フランネル・チェック・シャツ」と呼びます。
これを細分化しますと、
フランネル→生地
チェック→柄
シャツ→型
となります。
この細分化した3つの言葉の意味を、詳しく検証してみましょう。
フランネル生地とは?
フランネル生地とは、厚手の布生地の事で、特徴として糸の毛足が長く、生地の表面を近くでよく見ると起毛しています。
素材は、主にコットンとウールで、保温性が高い生地として秋冬の衣料品(スーツ、シャツなど)に使われる事が多いです。
また、肌触りが良いことから、シーツやパジャマなどの寝具にも使用されます。
毛足が長い分、生地が磨耗しても破れにくく、比較的丈夫で長持ちします。

フランネルチェックとは?
フランネルチェックとよく呼ばれますが、具体的にフランネルチェックという特定のチェック柄はありません。
フランネル生地に使用したチェック柄を、フランネルチェックと呼んでいます。
いわゆる、総称というやつです。
フランネルチェックの代表的な柄は、大きめの格子が特徴的なバッファローチェック(ブロックチェック)や、イギリスの伝統的なタータンチェックなどがあります。
バッファローチェックで有名なアイテムを挙げると、PENDLETON(ペンドルトン)のウールシャツが代表的で、タータンチェックですと、マフラーやラグが有名です。
ちなみに、「伊勢丹の紙袋」で有名なお笑い芸人のCOWCOWさんの衣装も、タータンチェックですね。


フランネルシャツの型は?
フランネルシャツは、主にアメリカのワークシャツ、アウトドアシャツの事を指します。
型の特徴としては、襟は最も一般的な普通の型であるレギュラーカラーで、ボタン付きの胸ポケットが両サイドに付きます。
モデルによっては、ポケットにフラップ(フタ)が付くものもあり、細かなデザインはブランドによって異なる場合が多いですね。

最後に
いかがでしたでしょうか?
普段何気なく呼んでいる物の名称にはきちんと意味があります。
そして、正式名称ではなく略称で使われてることが多いです。
今回ご紹介したネルシャツの他にも、スタジャン(スタジアムジャンパー)や、軍パン(ミリタリーパンツ)などが代表的です。
略称は覚えやすく呼びやすいので、とても便利な言葉ですが、正式名称や意味合いもきちんと理解しておくと、言葉に説得力が出ますので、ぜひ覚えておきたいですね!
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