他人とかぶらない!?知る人ぞ知るアメカジブランドCAMCO(カムコ)

ここ1年と半年ほど筋トレにハマって、「なに目指してるの?」と素朴な質問をよくされる、管理人の本杉です。

さて、今回は僕がアメカジというファッションジャンルにのめり込むキッカケとなったブランド、CAMCO(カムコ)について色々とお話ししたいと思います。

 

CAMCO(カムコ)の歴史

CAMCO(カムコ)は、アメリカのArkansas(アーカンソー)州で設立されたファクトリーブランドです。

ARKANSAS(アーカンソー)州はアメリカの地図で言うと、大陸中央よりやや東海岸に近い位置にあります。

また、ファクトリーというのは、直訳すると「工場」という意味です。

そしてファクトリーブランドというのは、他社から発注された製品を作る生産請負工場(OEM工場)のオリジナルブランドという意味です。

ちょっとわかりづらいでしょうか?

CAMCO(カムコ)の創業がいつごろなのかは明確にされていませんが、残された資料によると1950年代にアメリカの三大ストアブランドであるSEARS(シアーズ)、J・C・PENNEY(ジェーシーペニー)の製品を生産します。

三大ストアブランドというのは、アメリカで最もシェアを誇っていた百貨店のことです。

詳細はウィキペディアさんに聞いてください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/シアーズ

https://ja.wikipedia.org/wiki/J.C.ペニー

また、同年代に米軍のミルスペック物を手がけます。

ミルスペック(MIL規格)というのは、アメリカの軍隊が使用する際に適応される規格の総称で高い質と十分な耐久性を兼ね備えた製品を指します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/MIL規格

1970年代からは世界的に有名なRALPH LAUREN(ラルフローレン)や、アメリカのアパレルメーカーBRENTS(ブレンツ)などの製品も生産していました。

 

2017年現在はどうなっているの?

現在は日本のメーカーがライセンスを取得し、当時のクラシックなデザインやクオリティーを保ちつつ企画、生産をしています。

デザイナーはヴィンテージの知識に長けており、そこから生み出されるどこか懐かしいデザインのアイテムは古着好きの方々にも受け入れられています。

 

どんな場所で製品を作ってるの?

CAMCO(カムコ)の生産工場については作る製品により様々な工場を使い分けており、主にアメリカ、日本、インドの工場を使用しています。

特にインドの工場で生産される製品のクオリティーが高く、有名なアイテムでいうとオリジナルの生地を使用したネルシャツ、シャンブレーシャツなどが挙げられます。

カムコのネルシャツ
カムコのネルシャツ
カムコ
カムコのシャンブレーシャツ


このインドの工場はRALPH LAUREN(ラルフローレン)のヴィンテージラインであるRRL(ダブルアールエル)の製品を手がけた工場と同じである為、低価格、高品質を実現できているのです。

 

どれくらいの年齢層が着てるの?メンズブランド?レディースブランド?

アイテムにもよりますが30代~50代くらいの男性が支持しており、大人が気兼ねなく着れるアメカジブランドとして人気があります。

また、ネルシャツなどユニセックスデザインで一部レディースサイズも展開しています。

 

ゆったりサイズで太っていても大丈夫!筋トレ好きにもおすすめ◎

CAMCO(カムコ)の製品は一般的な日本メーカーの製品と比較するとややゆったり目の作りとなっております。

これはクラシックなサイズ感で雰囲気を楽しんでもらいたいというデザイナーの意向がある為です。

管理人は、身長180cm、体重75kg、胸囲96cmで、CAMCO(カムコ)の製品はLサイズを着用しています。

それでも身幅には十分なゆとりがありますので、体格の大きな方や若者向けのタイトなシルエットが苦手な方にもオススメです。

 

管理人とCAMCO(カムコ)の関係性は?

管理人はこのCAMCO(カムコ)の日本メーカーに8年ほど勤務しておりました。

その際に製品企画の会議に参加したり、実際にアメリカの工場へ出張したりもしました。

CAMCO(カムコ)ブランドのデザイナーともよく話しをしましたし、実際に販売もしていましたのでCAMCO(カムコ)については今後のブログでも色々お話しできるかと思います。

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