高齢者の睡眠はなぜ短い?浅い?原因と改善方法

どうも!愛知県豊橋市のパーソナルトレーナー本杉です。

先日、僕の職場のフィットネスジムに通ってくれている70代の女性にこんな事を聞かれました。

「眠るのにも体力っているんでしょ?老人が夜中に目を覚ましたり早起きなのは、眠る為の体力が無いって事だよね??」

確かに眠っている時でも人間は生きる為に心臓を動かしたり呼吸をしたりしますので、エネルギーは消費してます。

ただ、睡眠はあくまで体力を回復させる為に行っていますので、それが直接的な原因の可能性は低いです。

では、一体何が原因で高齢者の睡眠が浅かったり短かったりするのでしょうか?

その辺りを簡潔に解説していきますね!

 

高齢者の睡眠が短い理由

高齢者の睡眠が浅かったり短かったりする理由はこんな感じです。

・日中の活動量の低下
・睡眠に必要な神経の働きの衰え
・睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌量の低下
・昼寝時間の取り過ぎ
・寝床に入るタイミングが早すぎる

加齢によって神経が衰えたりホルモンの分泌量が減ってしまうのは仕方のない事です。

それより重要なのは、私生活の内容です。

年を重ねると筋肉量が減り、体力も少なくなり、カラダのあちこちが痛くなったりして大変です。

筋肉量が減ることで基礎代謝(心臓を動かしたり呼吸をしたりなど寝ているだけで消費するカロリー)が下がるので、長時間睡眠をとって体力を回復させる必要がなくなっていきます。

また、やることが無いからと言って昼寝を多く取ってしまったり、夜寝床に入るのが早すぎる事が考えられます。

 

質の高い睡眠をとるための対処法

高齢者がしっかり睡眠をとる為の対処法は、

・運動をする
・眠くなるギリギリまで寝床に入らない
・昼寝の時間を30分以内にする
・朝の光を避ける

これって、高齢者に限らず全ての人に言えることですよね。

日中しっかり身体を動かして体力を消耗すれば、お腹もすくし眠くもなります。

やる事がないからと言って、大して眠くもないのにすぐ横になってしまえば当然寝つきも悪くなります。

昼寝をし過ぎると体内時計が狂って夜寝れなくなるのも普通の事です。

朝の光を浴びると体内時計がリセットされて脳が活動状態に入るので、カーテンを閉めるなどしてなるべく朝日は避けるようにしたほうがいいですね。

 

何歳になっても質の高い睡眠を

加齢により筋力が低下し、関節などカラダのあちこちが痛くなると、どうしても家でくつろいでしまうと思います。

そうなる前に、若いうちから運動する習慣をつけて体力の低下を防ぎ、いくつになっても元気に活動できる身体を維持して質の高い睡眠をとれるようにしていきたいですね◎

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