(*この記事は、2017年11月9日に更新しています)
子供のころ、スーパーマリオブラザーズのルイージの事を、ずっとルイジーと呼んでいました、管理人の本杉です。
さて、今回は大人気ダウンジャケットメーカーCANADA GOOSE(カナダグース)について書いてみたいと思います。
ここ数年でMONCLER(モンクレール)に代わって爆発的に人気が広まっているCANADA GOOSE(カナダグース)ですが、正直言ってかなり高額なダウンジャケットです。
こういった高額商品って、すぐコピー品が出回ってしまいます。
困ったものですね。
そこで、どうすればCANADA GOOSE(カナダグース)の偽物を買わずにすむかをお伝えしたいと思います。
目利きの技術が欲しいのか?純粋に商品が欲しいのか?
まず、カナダグースを本物か偽物かの見分け方を説明しているサイトっていっぱいあると思うんですけど、実際にその見分け方を聞いて、
あなたの問題が解決しましたか?
ロゴのワッペンが違うとか、ファーの質感が違うとか、ホログラムがあるとかないとか、色々書いてあると思うんですけど。
おそらくそれらを聞いて、あなたの悩みは完全には解決しなかったと思います。
なぜなら、あなたの本来の目的は、本物のカナダグースを手に入れるということであって、決して本物か偽物かを見分けるスキルが欲しいわけではないからなんです。
本物かどうかというのを気にされるかたは、おそらく実物を見れない通販で買おうとしているか、リサイクルショップで安く売っている商品が、本物かどうかを知りたいということだと思います。
それで、こういった考えを持っている方って、きっとこう思ってるはずです。
「なるべく安く買いたい」と。
通販で買おうとした場合、安売りサイトを検索して、そこの商品ページに写っている小さな画像を一生懸命見ながら、「う~ん、ワッペンのデザインが微妙に違うかな~」とか、「ファーの色が違うかな~」とか。
そんなことをやっても、結局実物を見ないと本物か偽物かなんてわかりませんよね?
例えばですが、僕が先日ある飲食店に行ったときに、アスパラベーコン朝食という写真付きのメニューがあって、長方形のお皿に、はみ出んばかりのベーコンがぎっしり盛り付けされてたんです。
あ~、これは間違いないなぁ、と思って頼んだんですけど、実際に運ばれてきた商品は、長方形のお皿の真ん中にちょこっと小さなベーコンの切り身がのっていただけだったんですよ。
心の中で、コノヤロー!って叫びましたね(笑)
それで、何が言いたいかというと、どれだけ目利きができたとしても、実物を見ないと何もわからないということなんです。
そもそもカナダグースはビームスさんですとか、ユナイテッドアローズさんなどの信用のおけるセレクトショップで普通に売っています。
そういった有名なお店で買い物をすれば、偽物かなんていう疑問や不安はまず起きません。
では、なぜそういった不安が起こるのかというと、安売りしているお店を探すからですよね。
なので、偽物を買いたくなかったら、迷わず信用のおける有名なお店で買うか、事前に予約しておくべきなんです。
でも、人間って欲深い生き物ですので、わかっていても、どーしても安い物を探しちゃうんですよね~。
僕もその気持ちはすごくわかります。
そこで、あなたが本当に知っておかなければいけない知識というのは、本物か偽物かを判別できる能力ではなくて、
そこのお店が、本当に信用できるお店かどうかを判断できる能力なんです。
僕は以前、CANADA GOOSE(カナダグース)を取り扱っていたセレクトショップで8年ほど通販業務をやっていました。
その時にあやしいお店の見分け方をいくつか発見したので、よかったらご参考にしてください。
あやしい要素1:値段が極端に安い
半額ですとか、値段が極端に安いお店は当然あやしいですね。
お店側も商売でやってますから、CANADA GOOSE(カナダグース)レベルの高額商品を極端な値引きなんてしたら潰れちゃいます。
ただ、極端な値引きでも例外はあります。
そもそもコピー品も売れなきゃ作る意味がありませんから、コピーする商品も、人気な色やモデルに限ります。
CANADA GOOSE(カナダグース)のコピー品が作られるとすれば、JASPER(ジャスパー)、CITADEL(シタデル)、KAMLOOPS(カムループス)などの定番モデルです。
そして、色は人気のあるブラックかネイビーに大体絞られます。
大して人気のないショッキングピンクやイエローなどは、安くしても売れる見込みが少ないですから、そもそもコピーが作られることはほぼありません。
おそらくそういった定番以外の色で安くなっているのであれば、本物と思って問題ないと思います。
あやしい要素2:やたらと外国人が着た画像ばかり載せている
いかにも海外のサイトから引用した画像を、そのまま載せてる商品ページも結構危険ですね。
普通は、そのお店のショップ店員さんが着て撮影します。
ただ、イメージ画像として、きちんとファッションモデルの外人さんを使用したサイトでしたら全く問題ありません。
あやしい要素3:サイトの会社概要が普通じゃない
どんな通販サイトにも、必ず会社概要ページがあります。
ここには、サイト運営の会社名、販売責任者、お問い合わせ用のメールアドレスや電話番号が記載させています。
大抵詐欺サイトですと、販売責任者の名前が中国人で、問合せ先の電話番号も記載されていません。
こちらからメールを送っても、シカトされた場合に電話番号がなければ、何もできませんので、電話番号の記載がない通販サイトは、基本信用しないほうがいいです。
あとは、実店舗があるかどうかなど。
住所の記載があっても、商品をこちらが受け取ったあとに調べてみたら、もぬけの殻だったなんて、よくある話しです。
以上、こういったサイトは、偽物を販売している可能性がありますので、注意してください。
オークションサイトで売られている場合は?
主にヤフオクが該当するかと思います。
これに関しても先ほどと同様で、掲載されている商品画像が本物か偽物かを目を凝らして確認しても、不安は解決できません。
一番重要なのは、出品者さんが信用のおける人かどうかを見極めることです。
CANADA GOOSE(カナダグース)くらいの高額商品であれば、【商品をご購入後、万が一偽物だと発覚した場合は、全額返金いたしますので、どうぞ安心してご注文ください】くらいの記載があるのが親切です。
通販で買うお客さんは、つねに不安を感じていますので、その不安を取り除いてくれるようなサービスをしている出品者は、まず信用していいと思います。
もしくは、必ず入札前に質問をすることです。
出品者がたとえ素人であっても、お客さまからお金をもらう側の人間なのですから、きちんと質問に答えてくれる人でないと、当然信用できません。
なので、気軽に質問してみてください。
ただ、注意してほしいのは、決して「本物ですか?」「偽物ですか?」という単純な質問はしないでください。
なぜなら、偽物を売っている人間が、「はい、こちらの商品は偽物です!」なんて言うわけないですよね?
もしくは、きちんと規約を守って出品している人に対して、「本物ですか?」という質問をするのは、失礼ですし、出品者も絶対にいい気分はしません。
これらをふまえた上でお買い物していただければ、まず偽物を買わされることはないかと思いますので、頭の片隅にでも入れておいてください。
(*2017年11月9日追加更新)
あれは偽物だったのか!?
管理人は、一度だけCANADA GOOSE(カナダグース)の偽物らしきダウンジャケットを見たことがあります。
以前、東京に住んでいた時に新宿駅のホームを歩いていたのですが、向かい側からCANADA GOOSE(カナダグース)のダウンジャケットを着た中年男性が歩いてきました。
中年男性が着ていたダウンジャケットの胸元には、CANADA GOOSE(カナダグース)のワッペンが付いていたので、遠目からでもよく目立っていました。
「おっ、カナダグース着てるな~あの人♪」
最初はそれくらいにしか思っていなかったのですが、中年男性が近づいてくるにつれて、だんだん「あれっ?」と違和感を覚えるようになりました。
まず、中年男性はどうやら日本人ではなく、顔立ちから判断するとおそらく中国系の方だったと思います。
で、本題の違和感なのですが、中年男性が着ているダウンジャケットには、確かにCANADA GOOSE(カナダグース)のワッペンが付いているのですが、近くで見ると明らかに安っぽいんです!
メーカーの公式発表を含め、一般的に出回っているCANADA GOOSE(カナダグース)のダウンジャケットの本物と偽物を見分ける方法は、
1.ワッペンのデザイン
2.ファーの質
3.ホログラムの有無
これらの点を確認してくださいとのことです。
しかし、管理人はこの3点以外の部分で偽物かどうかを判断しました。
それは、生地です。
CANADA GOOSE(カナダグース)のダウンジャケットに使用されている表面の生地は、「アークティックテック」と呼ばれる特殊な生地を使用しています。
アークティックテックとは、ポリエステル85%×コットン15%の生地に、テフロン加工(耐熱性、防水性に優れた合成樹脂)を施した生地です。
僕もCANADA GOOSE(カナダグース)のダウンジャケットは、何年も愛用していたのでよく分かるのですが、アークティックテックは、見た目にハリがあり、シワになりにくく型崩れも簡単に起こりません。
また、ナイロン100%、ポリエステル100%の生地に比べ、光沢の少ないマッドな質感も特徴的です。
それに対し、僕が見た中年男性のCANADA GOOSE(カナダグース)は、明らかに生地がペラペラでシワも目立ち、ダウンジャケットの厚みも薄い印象でした。
この生地感の違いは、本物を見た事がある人であれば、誰でも判別できるくらいの差がありました。
ワッペンに関しては、そこまで近くで確認していないので、デザインの違いは分かりませんでした。
また、ファーに関しては、中年男性が着ていたダウンジャケットには付いていませんでした。
管理人が見た感じですと、中年男性が着ていたダウンジャケットのデザインは、ボタンやポケットの仕様から察するに、おそらくJASPER(ジャスパー)だったと思います。
ただ、JASPER(ジャスパー)は、ワッペンは胸ではなく肩に付いてますし、フードにはコヨーテのファーが付くはず・・・。
もしかしたらファーだけ取り外したのか、そもそも最初から付いていなかったのかは不明です。
以上をふまえ、十中八九偽物だと思いますが、明確な証拠が無い為、100%偽物だとも言い切れません。
あとは、ダウンジャケットを着ていた中年男性に直接聞くしかないですね(笑)
いずれにしても、貴重な経験ができたことには間違いありませんでした。
この出来事は、あくまで数年前の話しなので2017年現在は、よりクオリティーの高い偽物が出回っているかもしれません。
今回ご紹介した偽物を買わない方法を参考にして、コピー品にはくれぐれもお気をつけください!
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